特許事務所への転職で後悔しない3つの対策【経験者が語る】
Tomo
Tomo

・企業から特許事務所へ転職したいけど、不安だなぁ...

・特許事務所って本当にブラックなの?

・知財部か特許事務所ってどっちがいいんだろう...

本記事はこんな悩みを持つ方におすすめです。

先日こんなツイートをしました。

私は29歳のときに当時勤めていた大手機械メーカーから大手特許事務所に転職しました。技術者からの転職だったので知財経験はなく、未経験からの転職でした。幸いにもとてもいい事務所だったので、転職を後悔したことは全くありません。

私は最近弁理士試験に合格したこともあり、同期合格者から特許事務所への転職の失敗談や成功談をよく聞きます。

この記事を読めば、特許事務所への転職に後悔しない方法がわかります!転職に悩んでいる方はぜひご一読ください!

特許事務所の転職で後悔する3パターン

特許事務所に転職して後悔した人の話を聞くと、次の3パターンが非常に多いです。

  • 仕事内容が合わない
  • 指導が受けられない
  • ワンマン経営

順番に説明していきます。

仕事内容が合わない

企業の仕事内容(研究開発や知財)と特許事務所の仕事内容は全く別物です。特許事務所の仕事は1日パソコンの前に座ってタイピングしていることも珍しくなく、適正がない人には苦痛の仕事でしかありません。

指導が受けられない

特許事務所のメインとなる仕事は特許・意匠・商標出願の代理業務であり、特許出願であれば特許明細書の作成が主な仕事になります。

特許明細書の作成をはじめとする代理業務は、特殊なスキルが必要であるため独学で身につけることは極めて難しいです。

多くの場合は先輩弁理士の指導を受けて明細書作成のスキルを身につけることが通常ですが、特に中小規模の特許事務所では人材育成にリソースをさくことができず育成を放置される可能性があります。

このような事務所に誤って入ってしまうとスキルが思うように身につかず転職に後悔することになります。

ワンマン経営

大ベテラン弁理士のワンマン経営の特許事務所もよく聞きます。トップダウンのワンマン経営を完全に否定するわけではないですが、従業員から不当に利益を搾取したり、労働させたり、罵倒したりするワンマン経営者のウワサは後を絶ちません。

特許事務所に転職する前にトップである所長の人格は絶対に知っておいた方がいいです。特許事務所では所長が王様なので笑。

特許事務所の転職に後悔しないための3つの対策

なんかここまで特許事務所の ブラックな側面ばかり紹介してきましたが、いい所もたくさんあるので!!笑

適正がある人にとっては特許事務所は最高の職場です。

転職に後悔しないためには

  • 自分の性格を見極める
  • 特許事務所の特徴を理解する
  • 特許事務所について情報収集する

ことが非常に重要です。

自分の性格を見極める

次のような人は特許事務所の適性がかなりあると思います

  • 知的好奇心旺盛
  • 新しいモノ好き
  • パソコンの前に1日中座ってタイピングしても苦にならない
  • 手に職をつけたい
  • 団体行動より1人行動が好き
  • 職人気質
  • スキル、実績を積み上げるの好き
  • 個の力を高めたい
  • 他人に任せず自分の力でやりたい

当てはまる項目が多いほど適正があります。

全く当てはまらない人はまじで転職やめた方がいいです笑

特許事務所の特徴を理解する

特許事務所は、その規模感やクライアントによって仕事のやり方が全く変わってきます。なので、大手特許事務所と中規模特許事務所の特徴を理解しておいた方が良いです。

大規模特許事務所

ここでは所員100人規模の事務所を大規模特許事務所とします。

大規模事務所は大手メーカーをクライアントにしていることが多いです。大手メーカーというのは企業内に知的財産部を抱えていることが多く、 大規模事務所 に勤務する所員は、知的財産部からの指示のもと書類を作成するという業務が多くなります。

メリットとしては効率的に書類(特許明細書など)を作成することができるので、"明細書の作成能力"という部分において特化してスキルを身につけることができます。

私の前職では大手メーカーさんからの案件をひたすら処理して、年間100件の特許明細書を作成した先輩がいました。これによって明細書を書くスキルが劇的に向上したとおっしゃってました。

デメリットとして、言い方を悪くすれば"言われた仕事をひたすらこなす"という状態になりかねないことです。特許事務所側の意見も聞いてはもらえますが、原則としては知財部の方針に沿って書類を作成しなければならないので自由度は小さいかもしれません。

中・小規模特許事務所

中・小規模の特許事務所の特徴として、中小企業や個人発明家のクライアントを多数抱えているケースが多いということです。

個人発明家は当然のことながら、中小企業の中には知財部がない企業や知財部の人数が少ない企業がほとんどなので、知財業務に関して特許事務所はものすごく頼られます。

クライアントと密に連携をとりながら仕事をすることになりますので、非常にやりがいのある仕事をすることができます。デメリットとしては、都度相談されるため、仕事が滞る場合があることです。

また、大規模・中小規模の特許事務所の年収について知りたい方はこちらの記事をご参照ください!

特許事務所について情報収集する

特許業界はとても閉鎖的であり(しかもマイナーな業界なので)、普通に暮らしていてもなかなか情報に触れる機会はありませんが、探せば情報がでてきます!

WEBサイト・SNSから

特許事務所の情報はインターネット上にたくさんあります。どの記事を見たらいいかわからない場合は、個人ブログをみることをお勧めします。特に顔出しでブログやTwitter、youtubeをやっている方は信用度が高いです(リスクを背負っているので)。

友人・知り合いから

友人・知り合いに特許事務所に勤務している方がいればぜひ話を聞いてみてください。一番確実な情報収集の方法です。

転職エージェントから

いい転職エージェントは本当にいい情報を持っています。私がおすすめする転職エージェントは次の2社です。

PatentJob Agent

Patentjob Agent』は、知財技術情報のメディアを運営するアスタミューゼ株式会社が運営する転職エージェントサービスです。

私が転職したときはこのサービスを使いました。初めての転職でしたが、エージェントさんに丁寧にサポートしていただいたおかげで、見事第1志望の特許事務所に内定をもらうことができました。

特によかったこととしては、圧倒的な情報量と、特許事務所の良し悪しをはっきりと答えてくれることでした。

特許事務所への転職実績が豊富であるため、事務所の特徴を丁寧に説明してくれましたし、ダメな事務所は辞めた方がいいとはっきりと言ってくれたことが好印象でした。

LEGAL JOB BOARD
『LEGAL JOB BOARD』は、株式会社WILLCOが運営する転職エージェントサービスです。

『LEGAL JOB BOARD』運営事務局主催の弁理士試験合格祝賀会に参加したことがきっかけでこの転職サービスを知りました。祝賀会で社長さんともお話しましたが、物腰柔らかく非常に好印象な方でした。

『LEGAL JOB BOARD』 には次のような強みがあります。

  • 実際に特許事務所に足を運んで、特許事務所が求める人材を詳しくヒアリングしている
  • 特許事務所から実際に得た情報を基に履歴書・職務経歴書の添削をしてくれる
  • 希望があれば面接に同伴してくれる

また転職エージェントさんも情熱的な方が多く、このようにTwitterで情報発信されている方もいます。

顔を出して情報発信している転職エージェントさんは見たことありません笑。顔出しのリスクを背負って転職情報を発信しているのはスゴイですよね。

次もし特許事務所に転職するときが来たらぜひとも使ってみたい転職サービスです。

リーガルジョブボードについてもっと知りたい!という方はこちらの記事をご参照ください!

まとめ:特許事務所への転職に後悔しないために

特許事務所は普通の企業とは違い仕事内容が独特なので、合わない人が転職すると本当に辛い思いをします。

ですが適正がある人にとっては本当に素晴らしい仕事です。転職を考えている方は後悔のないようにしっかりと情報収集して準備しておいてください。

もし私に直接聞きたいことがあればTwitterからDMをください。特許事務所経験2年間と弁理士試験にも合格しているので、特許業界については結構詳しいと思います。きっとお力になれると思いますよ。

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