特許事務所で年収1000万越えって可能?【事務所経験者が語る】

キャリア・年収

こんにちは!Tomoです。

この記事はこんな疑問を持つ方におすすめです。

Tomo
Tomo

・特許事務所の年収が知りたい!

・特許事務所勤務に向いてる人は?

・独立したら稼げるの?

先日こんなツイートをしました。

私は29歳のときに当時勤めていた大手機械メーカーから大手特許事務所に転職し、2年間勤務しました。そしてその後別の企業に転職し、32歳のときに弁理士試験に合格しました。特許業界については結構詳しい方だと思います。

ところで、特許事務所の年収事情ってやっぱり気になりますよね?

日本人はお金や年収の話をあまりしない文化ですし、さらに特許事務所ってすごくマニアックな業界なので情報がなかなか出てきません。

この記事では自分の経験から特許事務所の年収事情について赤裸々に語りたいと思います!

特許事務所の仕事内容とは?

まず特許事務所の仕事内容について説明します(※そんなの知ってるよ!って方は読み飛ばしくださいm(__)m)

特許事務所では知的財産権(特許権、意匠権、商標権、著作権など)に関する業務を行います。先行技術調査、侵害調査、鑑定など様々な業務がありますが、一番メインとなる業務は出願業務です。

出願業務とは

特許権や商標権を取得する際は、書類を作成して 特許庁に対して出願する必要があります。専門的な書類作成が必要となるので、これを代理で行うのが出願業務です。

特に特許の分野では技術・法律・語学の理解が求めら、特許明細書という非常に専門的な書類の作成をします。

普通の方がこのような専門的な書類を作成するのは非常に手間がかかる(というか作成できる人はほとんどいないと思います)ので、これを特許事務所が代理で行うというわけです。

特許事務所はこんな人におすすめ !

以下のような人は特許事務所に向いていると思います。

  • 理系でバリバリ年収を稼ぎたい
  • 手に職をつけたい
  • あわよくば将来独立したい

順番に説明していきます。

理系でバリバリ年収を稼ぎたい

理系で企業に就職し、もっと高い年収を得たいという人にはおすすめの仕事です。

私もそうでしたが、理系の主な就職先はメーカーの技術者や知的財産部、研究所の研究員です。一般的に理系の方が年収が高いイメージがありますが、あくまで”平均年収”の話です。

営業職などは成果指標が明確であるため、成果を挙げた人は給料に反映されやすく、成果をどんどん挙げていく人は年収もどんどんと上げていきます。

一方、技術職・知的財産部は成果指標があいまいなため、特に大手メーカーでは給料を飛躍的に上げることは難しいです。

青色発光ダイオードクラスの発明をしたとならば話は違いますが、技術者が特許を取得したところで給料が大幅に上がるわけではありません。

ちなみ私が技術者として仕事していたとき、チームで取得した特許の報酬は1年間で1300円でした笑。

大手メーカーで働いていたときは、頑張って発明して特許を取得できたとしても給料という形で還元されることはほとんど期待が持てない状況だったので、モチベーションを保てませんでした。

一方で、特許事務所は成果に連動して給料が上がっていくという職場がかなり多いです。成果というのは出願件数・中間対応件数(補正書、意見書の作成)・外国代理人との英文レターのやりとりなどです。

成果を挙げるほど給料は伸びていくので、技術者や知財経験を活かしてもっと収入を伸ばしたいという方にはピッタリの業界です。

手に職をつけたい

“人生100年時代”

最近ではめちゃくちゃ聞きますよね笑。

少子高齢化がどんどんと進み年金制度が破綻する、平均寿命もどんどん伸びる。

私は新卒で入社した会社にいたときから、ものすごく危機感を覚えていました。

Tomo
Tomo

・今の会社ではそこそこやれてるけど他社では通用するのか?

・根回しとか社内で通用するスキルばかりが身について社外で通用するスキルが身につかないなぁ…

・今は会社の景気はいいけど景気が悪くなったらボーナスとか出ないだろうな、そのときにモチベーションを保てるかな

・60歳で定年を迎えて仕事がなくなってそのあと40年間どうするんだろう…

などなど悩みは尽きませんでした。

特許業界では一度スキルを身につけると、どの特許事務所でも通用することができます。70歳、80歳でも現役で仕事されている方も結構います(弁理士の平均年齢は約50歳)。

もちろん週2~3回勤務とか仕事のペースは落ちていくかもしれませんが、将来的にずっと仕事をし続けていくことが可能であり、手に職を持つことができる仕事といえます。

あわよくば将来独立したい

弁理士の資格を取得すると、独立することが可能です。昔ほど独立する人は減ってきましたが、やる気がある人であればまだまだ独立は可能です。弁理士の3人に1人以上が特許事務所(または特許業務法人)を経営する立場にいます。

特許事務所の年収って実際どうなの!?

それではいよいよ本題ですね!笑

私の特許事務所経験・人脈をフルに使って集めた年収情報を赤裸々に開示していきます!

まず前提として有資格者(弁理士)と無資格者で年収は全然違います。

特許事務所には、特許専門の弁理士の補助をする特許技術者という仕事があります。 特許技術者は、無資格でも弁理士の補助をする立場として仕事をします。

特許技術者(無資格)

弁理士資格がないため、自分一人では出願業務を行うことはできませんが、特許明細書作成・意見書、補正書作成などの補助をすることはできます。

特許技術者の年収は、未経験で350万から450万の間くらい。さらに経験を積んで成果を上げられるようになると年収がどんどんと上がっていきます。

私の知り合いで無資格の方でも30代や40代で700万~800万の方はごろごろいるので、十分に稼げる仕事です。

弁理士(有資格)

弁理士の中でも、事務所を経営している立場か勤めている立場かで全く年収は違ってくるので、次のように分けて解説していきます。

  • 所長
  • パートナー
  • 勤務弁理士

所長

所長は特許事務所の代表です。年収はやり方しだいで青天井ですが(1億超えてる方もいます)、中規模特許事務所の経営者で1000万円~3000万円くらいという肌感です。

かなり年収レンジの幅が広いですが、所長によって本当にばらばらです。

パートナー

特許業界ではパートナーという呼び方があります。”パートナー”という言葉に明確な定義があるわけではありませんが、

  • 大手特許事務所の場合 ⇒  部長などの”役職”
  • 中小規模特許事務所の場合 ⇒  共同経営者

という意味合いで使われることが多いです。

大手・中小のいずれにしろ、パートナーであれば最低1000万円はあるという肌感です。1200万とか1500万とかもよく聞きます。超大手のパートナーでは3000万越えという話は聞いたことがあります。

勤務弁理士

経験値によりますが、未経験で400~500万というところかなと思います。そこから経験を積んで成果を上げていくとどんどん年収は伸びていきます。

30代でも700~800万円は十分に可能です。

特にお客様に信頼をもらえてお客様から指名がかかりだすと事務所からの信頼もあがるので、これも給料に反映されやすいです。 私が知ってる勤務弁理士で、30代で年収1500万円の方もいました。頑張れば頑張るほど給料に反映されます。

弁理士であれば30代でも1000万越えは全然可能といえます。

まとめ:特許事務所で年収1000万超えは十分に可能

特許事務所は

  • バリバリ稼ぎたい
  • 手に職つけたい
  • あわよくば将来独立したい

という方には本当にぴったりの仕事です!スキルを身につけながら収入も十分にもらえるという本当に素晴らしい環境です。

特許事務所に転職を考えているという方がいればこちらの記事をぜひご参照ください。

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